川口拓さんが主宰する Wild And Native 。
北米先住民のサバイバルを伝える日本で唯一のサバイバルスクールです。
川口拓さん
Wikipedia にも載っているくらいすごいサバイバルの第一人者でダジャレ愛好家。
僕が初めて拓さんにあったのは10年以上前、自衛隊での訓練がきっかけでした。ネイティブアメリカンのサバイバル技術を教える外部講師としてお会いし、大きな衝撃と、僕の人生を変えるきっかけを与えてくれた大先輩です。
拓さんは北米先住民のサバイバルや哲学、教育方法など長く探求されていて、とても質の高い教育をしてくれます。
Wild And Native
Wild And Native は拓さん主催のサバイバルスクールで、北米先住民の自然と共存するサバイバル技術を伝える日本で唯一の学校です。内容はどれも素晴らしく、楽しくて和やかな雰囲気。リピーターの方々がたくさんいます。
Japan Bush Craft School
Japan Bush Craft School は拓さんが代表の学校です。誰でも楽しく学べて、防災などにも役立つブッシュクラフトを広めています。日本全国で多くの方々が参加しています。
Crisis Management Leader Education
Crisis Management Leader Education は拓さんや各分野の専門家で構成される団体です。防犯・防災・野外技術などの総合的な危機管理に関する教育を一般、企業向けに行っています。
ワークショップ
拓さんのワークショップはとにかく和やかで楽しくみんなの笑顔が絶えません。
拓さんがもうしつこいくらいダジャレばっかり言っているからですね。でもほんと良い雰囲気なのです。
自然に寄り添った先住民の教え方
北米先住民のサバイバルは自然と上手く共存して生きる事を指します。抗うことはないのですね。
拓さんの教え方も同じで、身の回りにある自然や環境を観察し、何でも味方につけて助けてもらう、しんな方法を教えてくれます。
コヨーテティーチング
先住民の言葉でこんなものがあります。
「『狩の仕方』でなく、『狩の教え方』を伝える。そうすればその部族全体が、長い間生きていけるだろう。」
拓さんも、「答え」ではなく「答えにたどり着く方法」をじっくりとわかりやすく教えてくれます。
現代的な答えを教える教育と先住民の教育は全く逆で、先住民のものは時間をかけて、確かなものを後世に伝えようとします。
ブッシュクラフト
アウトドアの基礎もブッシュクラフトを通して教えてくれます。
刃物の使い方、テントの場所選びや張り方、火起こしや調理、飲み水の浄化、危機管理などです。
野草との付き合い方
種の同定はそれほど重要視されません。例えばカキドオシという野草でも、名前より先にまず、五感を使って全体を観察します。
カキドオシのいい香り、かわいい葉っぱの形、小さくきれいな花の色や形、現れる季節、味、効能など五感を使って相手を知る方法を拓さんは教えてくれます。
身体の使い方
ワークショップでは自然界の動植物から学ぶ、自然で無理のない体の使い方を教えてもらえます。
自然のリズムを感じる
ワークショップでは自然を観察し、その中にある野鳥や動植物、気象や季節などのリズムを知る方法を教えてもらえます。
ただ瞑想してリラックス、ではなくて体系的な観察方法やリラックス法、フォローップなど確立されていて、じつは具体的で科学的なアプローチをしています。
自然のリズムを知ることが、サバイバルやトラッキングなどにもつながっていくのです。
トラッキング
拓さんは北米先住民の追跡技術もしっかりと習得されていて、
アニマルトラッキングの形で日本でも広めてくれています。
トラッキングも体系立てて科学的に教えてくれ、さらに先住民のフィロソフィーなども織り交ぜてくれます。
大切な命を守るためのスカウト技術
ワークショップでは、自分や家族などの大切な命を守るために、北米先住民のスカウト技術を教えてもらうことができます。
拓さんのところで学べるサバイバル、トラッキング、カモフラージュ、ストーキングはこのスカウト技術に結びついてきます。
拓さん執筆や登場の役立つ参考書たち