Disaster

 

災害の事です。

 

 

さっき友達に防災のことを聞かれたので、そのことを書いておくことにしました。

 

教室でやっていることは災害関連の話によく結びつきます。災害前の準備だったり、災害時の行動などいろいろです。

 

 

 

まず、完璧な防災マニュアル的なものは存在ないです。個人や生活環境、状況によって準備や対処法など変化するからです。ただ教えてもらったマニュアルに従い、公共の助けを待つばかりでは、助からない場合もあります。なので基本は押さえつつ、自分の計画を作る必要があります。まず最初は難しい勉強や特別な道具はしなくていいです。非常時に必要なのはシンプルな計画や備えと行動です。後々余裕が出てきたら、いろいろ勉強していくのも良いと思います。

 

教室では、災害前の準備から災害時の行動に役立つ簡単な「基本」を紹介しています。そこに個人毎の状況などを加えてもうらえれば効果的な自分の防災計画が出来上がります。

まずは柔軟な気持ちが大切です。

 

最初から否定せずにとにかく何でも受け入れて味方にします。

例えばA先生とB先生が防災についてそれぞれ違った方法を教えてくれます。どちらかを選ぶ必要はありません。どちらも取り入れて、必要なとき役立ちそうな方法をやってみます。人によって、状況によって答えは変わってきます。何でも味方につけてしまう柔軟さが大切です。

災害前の準備、の前に知っておくべき基本ですが…

 

自身の生命維持に必要なもの。まずは保温に適した服装と家(シェルター)が必要で、次に飲料水、食料と確保となります。

教室では自然の中、街の中問わず普通にあるものを利用してこれらを確保する方法を紹介しています。

防犯対策は絶対に必要

 

特に子供や女性、高齢者は被災地で犯罪に巻き込まれる可能性がかなりあります。犯罪に巻き込まれないように、隙を見せず、うまく隠れ、逃げる方法も紹介しています。野生動物は戦うことなく、事前に危険を察知しほとんどそっと逃げたり身を潜めて生きています。そんな彼らの知恵も教室で紹介しています。

連絡手段いろいろ持ってますか?

 

 

電話も使えそうですが、電話以外に役立ちそうなものは何か持っていますか? 

急いで人を呼びたいとき、確実で効果的なものがいろいろあるはずです。

 火もあると便利です。

 

 

火事による二次災害には注意ですが、火は色々なことに役立ちます。ただ便利な道具があっても、火起こしや火の制御は難しかったりします。教室でもいろいろ練習しています。

上に書いたような基本を教室ではいろいろ練習したり紹介しています。

事前の準備です。

 

情報集めや自分にあった防災計画を作るわけですが、最初はざっくり簡単にやってみます。まず自分の普段住んでいる環境やその中でおこりうる災害を考えて見ます。そして自分でできる対処法や、持ち歩きたい道具などの準備、いざ事が起こった場合にどうするか、計画します。

 

ここに書いたのはざっくりした内容なのですが、教室ではもう少し詳しく話しています。

次は災害が発生した瞬間の行動についてです。

 

これも、どうすればいいとか答えはありません。もちろん常識的な対処法などはありますが、常にそれに従っていては助からない場合もあります。人や状況によります。事が起こった瞬間に自ら考えることなく、じっとしているだけだったり、状況に流されているだけでは命を落としてしまうかもしれません。

 

教室では、災害発生時の状況の観察の仕方や、恐怖や混乱などを克服して行動に移るための方法など紹介しています。

 

災害後です。

 

 

災害の瞬間を生き延びた後に、上で書いた生命維持の基本と計画が役立つときです。

 

この段階でも全てのことを自分だけで、もしくは周りの人たちと協力して行わなければいけません。

 2-3日は自力で何とかしたいですね。

 

公共の助けがすぐに来れば良いですが、災害時の公的支援が期待できるのが平均2-3日はかかります。それまでは自力で何とかしたいです。

 

避難所にたどり着けたとしても油断しないでください。基本に忠実に。

こんなところで終わりたいと思いますが、このページだけでも役立つかもしれませんし、文章説明が下手くそで全く役立たずという場合もあります。もっとちゃんと説明せんかいっ、という方はぜひご連絡ください。とりあえず、一応、教室でやることは災害対策に役立ちますので。